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<主要経済国会合>具体的目標設定できず閉幕 パリ
4月19日11時36分配信 毎日新聞より抜粋
【パリ福井聡】京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策の枠組み(ポスト京都)づくりに向けた気候変動に関する主要経済国会合(MEM)は18日、7月の北海道洞爺湖サミットまでにさらに2度会合を開くことを決めて閉会した。閉会後に会見したジュイエ仏欧州問題担当相は「温室効果ガス削減で長・中期目標を設定する必要性では合意したが、具体的目標は設定できなかった」と表明した。
参加各国は、サミットにあわせて開かれるMEM首脳会議で最終合意を目指すが、削減に積極的な欧州などと後ろ向きな米国との隔たりは大きく、行方は不透明なままだ。
MEMには議定書で削減義務を負わない中国やインド、議定書を離脱した米国を含む16カ国と欧州連合(EU)が参加。参加国の温室効果ガス総排出量は世界の8割を占める。
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